猛暑の8月、雪渓を行く!広がる雲上の別世界
 文 写真 : S37年社会学卒  藤田 孟
今年の夏山登山は後(うしろ)立山の縦走。

日程は8月20日(日)〜23日(水)の3泊4日、
目指したのは針ノ木岳(2820m)、蓮華岳(2798m)、スバリ岳(2752m)、赤沢岳(2677m)、鳴沢岳(2641m)岩小屋沢岳(2630m)の尾根縦走です。

同行仲間は元職場の同期で定年退職した4名、リタイア後そろって山登りをはじめてもう6年になります。

都会では真夏の暑さがこたえますが、山上の山小屋の夜は一歩外に出ると寒くて上着なしではいられないほどです。

満天の星を眺めながら、一緒に仕事してきた30数年を振り返り語り合うのも良い思い出になります。

今年は針ノ木小屋で「月の輪熊」が出たり、縦走中の尾根で15匹ほどの猿の群れに2回も出あったりと、予期せぬ出来事もありました。

針ノ木岳よりの360度の展望は素晴らしく、槍ケ岳や穂高連峰、剱岳、立山といった3000m級の山なみを眺めながらの尾根歩きは爽快でした。

山小屋で3泊した後は下山して新穂高温泉での入浴は、また、格別の生き返った爽快感を味わえるものです。

帰りの車中で次はどこにしようかと来年の計画等を話しながら暑さ厳しい大阪に帰ってきました。

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