2020年12月26日

コロナ禍のアメフト観戦

古澤 敏(S40年法学部卒)

高槻・島本支部にはアメフト好きな方が多く、もちろん当方も大好きです。
毎年、支部のアメフト好きの連中と語らって甲子園に出向いて応援をしていたのですが、今年はコロナパンデミックの下での甲子園での観戦・応援を躊躇する人も出て、又入場制限の為チケットの入手困難もそれに追い打ちをかけ、結局、何十年ぶりかで甲子園行きを断念した次第です。

思えば、学生時代KGのグランドで時に赤の日大と試合をやっていましたが、当時、青は赤に弱かった。
卒業後は一人でリーグ戦の応援・甲子園ボウルの応援には欠かさずに行きました。
そして結婚後は妻を連れ、子供は小学生の頃から連れて行ったものです。
職場ではKGが負けた時の新聞記事を当方の机の上に広げて楽しんだ男もいました。それも負けた時だけ!余計に腹が立つ。
妻はKG卒ではないが、時に校歌を口ずさんでいました。応援に行った時に覚えたのでしょう。
チャック・ミルズ杯と言う賞があり、そのチャック・ミルズ氏を甲子園ボウルに招いた事があり、その時にお目にかかれ引率の方も交えしばし話したのは光栄でした。
仕事で米国に行った時にも「アメフト観戦を是非!」と現地の方に頼んだのですが、「6か月先迄、券は売り切れ」と言われ、仕方なく野球に連れて行ってもらった次第。アア無情。
近年は甲子園ボウルには開門と同時に入場し、支部の方々と一緒に応援に行くので席の確保。9時から1時までの時間は一人。苦痛は感じないが、持込のアルコール・弁当。弁当までは少しウイスキー。弁当の時にはビール、試合が終る頃にはダメ人間のことあり。その時にはKGには関係のない妻に助けられた記憶あり。でも楽しい!!
以上、アメフトに関する思いです。

今年の甲子園ボウルは素晴らしかった。何が素晴らしいかって? 両校(関学と日大)の力強さ。残念な事は自分のこと。TV観戦なので現場で大きな声を出し応援が出来なかった事。結果として勝ち、ライスボウル(1月3日)で社会人チームと対戦するのですが、試合途中ではKGが負けるのではないかと不安を感じた。それだけ日大は力強いと思ったのだ。でもそれ以上に強かった関学。甲子園ボウル出場を掛けた立命戦の時より関学は進化しているように思った。更に感じた事は技術力・作戦もさることながら両校のフェアプレー。時として反則は起こるが、意図的反則がなかったことです。
更に最後まで戦う姿勢がすばらしかった。関学は勝利間違いなので、試合に勝つためには最後は時間を費やしてknee down(ニーダウン)すれば良いが(当方が日大ならば腹が立つが)関学は最後まで戦った。日大も拍手をするのではないかな。
初めての感激を味わった。

以上
注1 写真の出所は関西学院大学体育会アメリカンフットボール部Fightersの公式ホームページからです。 
 
ホームに戻る     交流広場に戻る     このページトップへ