18年ぶりの対戦 「青と赤の甲子園ボウル」

4THダウン残り1ヤード、残り時間3秒、そして逆転、

勝利の美酒 !!

4点のリードを許していた。
試合終了まで残り4分15秒。自陣35ヤードから、最後の攻撃が始まった。
QB三原はWR秋山や榊原に5~16ydsのパスを確実に通す。

ゴールまで残り1ヤードここから日大の粘りに苦しむが、最後はRB横山が折り重なる両軍選手の頭上を滑るようにして飛び込んだ。
残り3秒、劇的な逆転タッチダウンだった。


逆転また逆転****得点経過
関学 0―――7 日大
    7―――7
     10―――7
     10―――10
関学 13――10 日大
    13―――17
     20―――17
      27―――17
関学 27―――24 日大
    27―――31
     34―――31
      34―――38
関学 41―――38 日大


前夜の上ヶ原(12月15日)

甲子園ボウル 観戦記
森本 登 (S36 法卒)

第62回「甲子園ボウル」は12月16日(日)長居陸上競技上で開催されました。
キック・オフ 13時 相手は関東の強豪日大、18年ぶりの対戦である。
観衆32000人。
高槻支部のホームページに『甲子園に行こう』の呼びかけに8名の方々の参加をいただきました。
新聞の予想では関学有利とのこと、しかし試合が始まると日大はぐいぐい押してきて
1Qでは、先に日大にタッチダウンを奪われ、関学は追う立場になる。「さすが日大、やるなあ」との恐怖感を抱く。しかし関学は2Qに入ると、やっと関学らしい緻密なラン、パスが通り出し安堵する。前半は10-10のイーブン。
後半の3Qでは10-7とリードし、これはいけると思った。4Qに入っても関学がリードを広げ一時は点差を10点まで広げ、日大は1タッチダウンでは追いつかない状況に到ったが、敵もさるもの、立て続けにタッチダウンを重ね2分を残し34-38、これはフィールドゴールでは追いつけない状況に追い込まれた。その後ゴール寸前1ヤードまで詰めた段階で「これは勝てた」との確信が持てました。3度の攻撃に失敗した残り6秒で横山が人の山を乗り越えてダイブし頭から落ちて行く姿を目の前で見ていただけに、今でも深く脳裏をかすめます。
両校の攻めは関学が尺取虫のようにパス、ランを交えてのダウンを更新していく、日大からみれば見れば何とか早く攻撃を断ち切れないか、歯がゆさを随分味わったと思う。その憂さを晴らすが如くロングパス、キックオフリターンで1発でタッチダウンを取る快感で溜飲を下げたと思う。攻撃の仕方を如実に示しているのが攻撃時間で関学の40分22秒に対し、日大は半分以下の19分22秒でした。

こんな素晴らしい試合を見たのは初めてです。テレビ解説者も甲子園ボウル62回のうちこんなエキサイトなゲームは、今までになかったと言っていました。

願わくは今までに勝ったことのない、『ライスボウル』(1月3日)に勝利してもらうことです。
WAY TO GO FIGHTERS!
以上
関学側スタンド

     チィアリーダーも勢揃い


よく走った金(コン­)選手=日大


タイムアップ 6秒前  負けている


入った! タッチダウンだ!!! 勝った!!!

終了 3秒前 勝った、勝った!!

       校歌空の翼 の大合唱
2時間55分の死闘は終わった
島内監督              


優勝おめでとう! 次は 1月3日 東京ドーム 「ライスボウル」

        相手は 松下電工インパルス  ガンバレ、蒼き戦士達よ!


写真・編集 事務局  石川 宏
 (写真の一部はマスメディアからの提供です) 
                                   


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