タンザニアの旅 続き

第六日目 6月25日(日)
  
 朝は温度が下がっていて、長袖のシャツに上着が要るような気温の中で朝食をとって、早くからサファリドライブに出かけました。その時の動物たちです。少し数は多いですが見て下さい。        
  
  
  
  
   ジャッカル
  
カバ カバの池の前で 

 見た動物はライオンキリンシマウマカバインパライボイノシシバファローモンキーホロホロチョウ等自然のままで見られたことは初めてであります。
サファリドライブが終わった後は再びダラエスサラームに向けて、来た道を帰り、途中で昼食となりました。ここでタンザニアの地方料理の写真を紹介しましょう。出てくる料理は数多いですがその一端をお見せします。

  ご飯に牛肉を煮込んだものをソースにして食べました。トウモロコシの粉を主食のウガリを手で丸めて、肉を載せて食べるものも出ました。魚はどこでも1匹丸ごと、少ない油で揚げたものでした。煮込んだものは結構香辛料が入っているようで、口に合いました。
ダルエスサラームまでの道のりは長く、途中でマイチケットが募集しているタンザニアホームステイのキンゴルウイラ村に立ち寄りました。時間が無いので20分だけでしたが、地元の村の雰囲気だけは味わいました。
  
キンゴルウイラ村

帰りは道路一本の所で、モロゴロで事故渋滞に遭い、到着が午後9時となり、遅い夕食で、日本料理との謳い文句でしたが、中身は中華風日本料理で、皆さんは疲れて早々と終わりました。 

第七日目 6月26日(月)
 
ホテル近所の港からザンジバルに向けて船に乗り込みましたが、同じ国内なのに、入出国審査があるという不思議な船出でした。これは1963年にザンジバルが独立国になったが、内戦があり、英米が介入してタンガニーカと合邦して、タンザニア連合共和国になった経緯が残っているようです。
2時間の船旅でザンジバルに上陸して、まずホテルにチェックインして、スト−ンタウンの見学に出かけました。過去の奴隷市場の跡や跡地に建てられた教会を見学して、希望者だけがサンセットクルーズに出かけました。海岸はラマダン明けのために沢山の人達が遊びに来て大賑わいでした。


サンセットクルーズの船は写真にある帆の付いた船で、参加した人達はビールやソフトドリンクを飲みながら、日の入りを待ったところ、ちょうど港に近くなったときに夕日が見られました。
 
   
サンセットクルーズ   ザンジバル海岸

       
第八日目 6月27日(火)  


 筆者は一人オプションのプリズン島見学に出かけて、他の人達は島内の見学とショッピング、あるいはホテルで休憩と好きな時間を過ごしておられました。 

プリズン島はザンジバル島から数キロ離れた孤島で、昔囚人を収容していましたが、今はホテルがあり、島に生息するゾウガメと囚人収容施設が観光資源です。島に渡るには写真のようなエンジンつきの小舟(日本の伝馬船くらい)で数キロとはいえ外洋に出て行くので、波は荒く、カメラは塩水で毀損しそうなので撮影は止めました。そこで見たものは日本の東海汽船が売却した船で、現在も稼働中のものでした。陸上では、中古のトヨタの自動車が走り回っていましたが、船まで活躍中とは思いがけないものでした。 船頭と2人で島内一周をして、海岸で遊んで、再びこの小さな船で帰ってきました。 

収容施設と象亀
海から見たダルエスサラーム

         
アフリカの亀は象亀が生息しているようです。南アフリカでも同じ亀を見ました。
   
昼食をレストランで地元料理を戴き、船に乗るため、出国審査を受けて、乗船しましたが、帰りの船はよく揺れました。ホテルに着くと先日注文した服が届いていて、皆さん興味津々で部屋に入りました。集合時にはできたての服皆さんがを召していました。
ダルエスサラームの中華料理店でクワヘリ(お別れ)夕食会を山田さん、幾山さんを交えて、旅行の反省や意見を大いに述べました。


皆さんの意見をまとめてみると次にようになりました。 
1.CHIBITE公演の村落ではこどもが私たちに懐っこく、最後の踊りでは現地の人々と一緒になれた。また。キンゴルウィラ村では短時間であるが住民の生活の一端が知られたが、写真撮影が出来ずに、記録に残せなかった。
  
2.昼食が現地の料理を、現地の人達とテーブルを間近に取れたので、どのような食事をしているかとかどんな料理であるか等色々間近に見られた。地元の料理がどんなものかよく理解できた。普通の旅行会社のでは、離れたところで、口に合うものが提供されるが、今回は現地の状況がよく判った。

3.ミクミ国立公園のサファリドライブか最高で、その上最後にライオンが見られたことは良き思い出となった。見た動物はライオン、キリン、シマウマ、カバ、象、インパラ、揖保イノシシ、バファロー。猿、ホロホロチョウ等自然のままで見られたことは初めてであります。 

4.ホテルで、シャワーが水であったことに対して大いなる不満がありましたが、これはマイチケットとJATA Toursがホテルとの調整がうまく行かなかったことによるものでありました。それにもまして現地住民との交流やサファリドライブが良かったことで帳消しとなった感がありました。

 9日間私たちに同行してお世話願ったJATA Toursの幾山さんがタンザニアに魅せられた経緯について話を伺い、若い人の勇気に感動して会食を終わりました。

 最後に校歌「空の翼」を全員で声高らかに歌って楽しい旅行を終えました。

第九日目 6月28日(水)

 現地通貨も余っている人もおられるので、朝スーパーによって買い物をして、ハプニングがあったものの、ダルエスサラーム・ニエレレ空港から飛び立ちました。

第一〇日目 6月29日(木)

ドバイ経由で、全員無事に午後5時半に関空に到着して、流れ解散としました。 
 
写真撮影提供:  吉田逸史(経、S40年卒)
 古沢 敏(法、S40年卒)
文    章:  吉田逸史(経、S40年卒)
 
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